「暑すぎる」

コラム

暑い。暑すぎる。

この暑さ、もはや“気候”じゃない。“攻撃”だ。

朝、目が覚めた瞬間から防衛モード突入。

アイスアメリカーノを求めに外に出る。

アスファルトの上は常時天然サウナモード。

天気を司る神様がいるならば、どうやら1TYMの「HOT」に今更ながらハマっているようだ。

僕なりの抵抗として1TYMの「HOT」を脳内再生。

イントロが鳴った瞬間、「ああ、時代が来た」ってなる。

ジリジリしたリズム。あのテンポ。

暑さに追い打ちかけてくるタイプのHIPHOP。

なのに不思議と、涼しくなる。

“涼しい”んじゃなくて、“アツさに納得できる”んだよな。

この暑さが“演出”に変わる瞬間を共有したい。

「HOT」って曲は、ただの“夏っぽい曲”じゃない。

“暑さを肯定する一曲”なんだ。

汗だくだっていいじゃん。

火照ってんのがカッコいいじゃん。

僕は今日も、焼けたアスファルトの上を、

1TYMを聴きながら歩く。

誰にも見られてないけど、どっかでカメラが回ってる気がして、少しだけ、胸張って歩く。

この暑さ。

この音楽。

この夏。

全部HOTで、なにが悪い。